管理栄養士
井上さん 2011年入社
入社したら管理栄養士の知識を使って、一人でも多くの地域のお客様に一次予防の大切さを広めたいと考えていました。しかし、それは簡単なことではありませんでした。管理栄養士の知識だけでは多岐に渡るお悩みの改善なんて全然できなかったのです。それから、登録販売者試験に合格し、店舗にあるすべての医薬品や健康食品の知識を頭にたたきこみ、お客様との会話や接客からコミュニケーション能力を向上させるように行動。結果、毎週会いに来て相談していただけるお客様や、私の選んだ商品がすごく良かったとわざわざ伝えにきてくださるお客様が現れるまでになりました。お客様の立場になって必ず養生法を伝えるように心がけたことが、ファンになっていただけた一番の要因ではないかと思います。お客様へ一次予防の大切さを伝える身近な存在になる、そんな夢は実現できたと思っています。
本部配属となり、教育をする立場になったとき、私は自信がありませんでした。教育をする対象はずっと年上、そして社歴もある方々ばかりです。教壇に立つときは手も足もずっと震えていたことを今でも覚えています。当時は一人暮らしでしたが、あるとき仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになり実家に帰ったことがあります。母はびっくりしていましたが、私の話をぜんぶ聞いて「今すぐに結果が出なくてもいい。10年後に〝あなたに任せて良かった”っていう仕事をしなさい」と言ってくれました。この母の言葉に背中を押され、もう一度気合を入れ直して仕事に向き合おうと思い、現在に至ります。今でも「あなたに任せて良かった」と思ってもらえるよう全力で取り組んでいます。
入社後すぐの研修で「教育をする立場になる」という10年後の目標を掲げていましたが、ありがたいことに早々に達成。現在はその内容を進化させる必要性を感じています。コロナ禍で教育方法もリモート研修と動画配信が中心となり、対面教育とは異なり伝わりづらいと感じる場面が多々あります。現在の目標はズバリ「誰にでもわかりやすい教育をする」こと。限られた時間のなかで効率よく、スタッフに伝わる教育方法とは何かを常に考えて取り組んでいます。また、教育の向こう側にはいつもお客様がいますので、スタッフが一人でも多くのお客様からありがとうと言っていただけるよう行動しています。将来は、ヘルス部門の教育リーダーになることが目標です。
育成責任者として、セミナー運営の役割を担っています
ウエルカフェでの地域イベントの企画運営など、地域の健康を支えるための様々な活動をしています